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福井県地域づくりネットワーク協議会交流情報誌
創る 第9号(平成15年11月) 福井県地域づくリネットワーク協議会
〒910−8580福井市大手3−17−1
福井県総務部市町村課内
TEL0776−20−0262
義景公園リフレッシュ大作戦(大野明倫館)

地域の方々とのより良い連携の下に・・・
 10月26日(日)午前8時30分、大野市泉町三区の一角にある「義景公園」に自由参加による小学生を含む70人あまりの住民が集まった。大野明倫館の呼びかけに、区長をはじめとする地域住民の方々が賛同し、リフレッシュ大作戦の実践に繋がった。
 大野の観光スポットでもある義景公園は、朝倉義景の「墓所」や観光休憩所「義景庵」そして湧水池「義景清水」さらに児童公園が隣接。観光客や市民の憩いの場となっている。
 今年の春、「義景清水」にはイトヨの復活をめざして、小学生たちがイトヨをテスト放流した。しかし、秋になると池の水が枯れるため、今回の作戦では、このイトヨの本願清水”いとよの里”への引越しも大きな作業の一つであった。また同時に池の泥、藻ゴミなどの除去、周辺の草木、樹木の剪定、公園遊具のペンキ塗り等を実施。僅か半日の時間だったが見違えるようにきれいになった。


湊地区自主防災会連絡協議会紹介

 平成6年から始まった「うらがまちづくり推進事業」で、湊地区は柱の一つに「災害に強いまちづくり」を据え、風水害、地震等に対する災害予防、地震等発生時における救出、避難誘導、初期消火等の防災知識の普及、実地訓練を重ねてきた。
 湊地区には、中挟、照手、花月、日光、丹鳥の5つの自主防災会があり、それらを総括する形で平成8年「湊地区自主防災会連絡協議会」を結成、スタートした。福井市でのトップを切ってのスタートである。5つの自主防災会にはそれぞれ女性部があり、男女対等にそれぞれの分野を担務し活躍している。
 防災には、家庭レベルの防災、地域レベルの防災、行政レベルの防災の三段階があるが、その3つのセクションが普段から情報を交換し連携を密にして、いざという時機能するよう努力を重ねている。
 家庭レベル、地域レベルの防災は、まさに自主防災会の活動の柱であり、湊地区では行政サイドとの連携活動だけでなく、地区の過去の災害を洗い出しての風水害マップの作成、まさかの時に使える休眠井戸の調査など地域住民の暮らしに直結した防災事業の発案、実施を行ってきた。
 全国に目を向けるとき、さまざまな自主防災活動が全国各地で展開されているが、湊地区では来年10月に福井市で行われる「住みたくなるまちづくり全国交流大会」で『災害に強いまちづくり』をテーマに全国のまちづくりの仲間たちを迎えて、『シンポジウム 災害・過去から未来を開こう』、そして夜を徹しての「夜なべトーク・安心して暮らせるまちってなんや」を実施、全国の町から村からの防災のまちづくりについてトコトン話し合おうと今計画を練っている最中である。
 少々カタイと思うなかれ、まちやそこに住む人々の命を自分たちで守ろうという問題である。参加してあなたの考えをトコトン披瀝して欲しい。来年10月9日(土)福井市湊・春山地区での「まちづくり地域間交流事業」のイベント場で待っている!
(湊地区自主防災会連絡協議会 広報部)


地域づくり団体全国研修交流会 秋田大会に参加して みくにみらい塾 副塾長 上出純宏

全体テーマ「あがってたんせ みでけれ しゃべってたんせ」
 この数年全国大会へ参加させていただいていますが、今回も秋田県の人たちから元気をいっぱいもらってきました。全体テーマのとおりです。
 私たちみくにみらい塾からの参加者3名は、小町三分科会に配属されました。この分科会の拠点は田沢湖町です。東京23区と同じ位の面積の町城という町で、北は八幡平、南は田沢湖、世に知られる乳頭温泉と玉川温泉を抱える観光の町です。ただ、人口は少なく1万3千人しかいません。分科会テーマは「水と自然を生かす」。町民の水に対するこだわりがヒシと伝わってきました。三国でも上流から水をいただいているんだという意識が高まらなくてはと感じた次第でした。
 田沢湖にはかつてクニマスという特有種が生息していました。しかし、昭和16年の国策として玉川温泉の湧水引き込みによる発電事業が進められ、これによりクニマスは忽ち絶滅してしまったのです。というのも、玉川温泉の湧水は強酸性水だったからです。その一方で田沢湖の水を仙北地方へ流すことにより稲作生産が大幅に増加しました。何事にも功と罪がありますよね。地元の人たちは検討を重ね、玉川温泉の水を中和して田沢湖へ流し込む方法を選び、ようやく魚が住める環境に戻ったそうです。その経過や自然を尊ぶ強い想いを地元の人たちは熱く語ってくれました。
 分科会の会場は、乳頭温泉の鶴の湯山宿でした。私個人としては、3年前にこの温泉を訪れています。その際に山宿に泊まれなかったこともあり、想いが叶った宿泊地でした。あいかわらずいい温泉で、予約は2年先まで詰まっているそうですが、今回はこの大会のために予約を断って準備してくれたそうでラッキーでした。
 ここでのユニークな企画を一つ紹介します。それは、参加者に田沢湖の印象を 形容詞で表現すればどういう言葉が思い浮かぶのかという課題が出され、紙に書いてもらったものを集め無作為に選び出し、書いた人からなぜその形容詞なのかという説明を受けます。なぜか私が選ばれ、私は「落ち着く」と書いた説明をしました。東北弁の悠長さが印象に残ったからです。このように十数人からの発言を求め、地元の人たちは旅人からの提言として街づくりに活かそうというねらいです。参加した人たちは何か一言伝えたくてそこに集合したのですし、初めての顔合わせをこうした企画で緊張をほぐすという点では、なかなかいい企画だと感じました。
 今回は分科会を先に開催して、全大会を翌日という形式でした。これの方が好いと思います。まだまだ書きたいことはありますが、要点に留めます。福井県の地域づくり団体の皆さん、積極的に参加されると目から鱗が落ちるような出会いがありますよ。


これからの行事予定
各行事の詳細等につきましては、主催団体に直接お問合せください。
(平成15年11月〜平成16年3月)

月日

行事名 主催者 会場 主な内容
第2土曜、
第2日曜
(1〜3月除く)
平成美濃街道博物館「末吉町庵」開館 平成美濃街道物語実行委員会 末吉町庵 まちづくり拠点施設の定期的開館
11月16日 木部地区の歴史散策 みくにみらい塾 三国町木部地区 木部地区の歴史散策
12月7日 県外地域づくり団体との研修交流会 県協議会 滋賀県近江八幡市 「よみがえる近江八幡の会」との交流
12月11日 笏谷石に学ぶPartIII「滝谷寺」 みくにみらい塾 三国町中央公民館 「滝谷寺」で学習したことの発表会
1月10日〜12日 第15回ウインターカントリースクール OASIS協会 南六呂師地区一帯 雪と遊ぶ、かんじき歩行体験、冬の自然観察、スキー教室他
1月25日 全国地域づくりミーティング大野会議 大野明倫館 大野有終会館 地域づくり実践者による公開討論会
大野明倫館の研究発表
参加者による意見交換
2月上旬 校舎の宿雪下し体験と温泉新酒の集い OASIS協会 OASIS会館 冬の自然にふれながら校舎の宿雪下し体験
2月上旬 新市誕生シルバーダンスパーティー(仮称) 気楽塾 きらら館(清水町) ダンスパーティー
2月13日〜14日 第20回地域づくり団体全国研修交流会鹿児島大会 地域づくり団体全国協議会 鹿児島県内  
2月19日 見つめて三国展 みくにみらい塾 三国町中央公民館 今年度の活動の展示
3月14日 んまいもんの会 みくにみらい塾 三国町中央公民館 三国の「水」を意識して郷土料理を楽しむ会
3月頃(未定) 第2回地域づくり団体県内研修交流会 県協議会 福井市内 地域づくりに関する講演会、交流会(予定)