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福井県地域づくりネットワーク協議会交流情報誌
創る 第14号(平成18年6月) 福井県地域づくリネットワーク協議会
〒910−8580福井市大手3−17−1
福井県総務部市町村課内
TEL0776−20−0262

「あさひ泰澄塾」

 当塾の設立は昭和40年代、日本の経済成長華やかなりし頃、山は宅地開発や道路建設で傷だらけになり、川は工場排水やゴミの投棄で子どもが泳げる状態で無くなった頃である。また公民館活動や社会教育を行政指導で活性化させようとした時代でもある。青年団OBが若気の至りもあり、山を護れ、川を護れと、公害反対運動よろしく「地方自治セミナー」なる団体を作り、まず町民に呼びかけて春先に第1回天王川美化運動なるものを行った。当時、メンバーは若くて元気であり、山のように集められたゴミを何回も役場のダンプに積み込み一日がかりで作業を行った。また、水質検査も定期的に行い、天王川で子どもが泳いだり、カヌー遊びをするイベントなどを開いた。そして天王川改修に関しては、意見書により町や土木事務所に提言を行った。天王川美化運動は町の主催になり今年で32回目をむかえた。今考えてみれば、結構行政のお世話になっていたのである。
 さて、年を重ねてメンバーが過激ではなくなり、団体名も旧朝日町大谷寺ゆかりの泰澄大師にちなみ「あさひ泰澄塾」とした。分科会を作り、一つは泰澄の足跡を研究し書物にまとめること、もう一つは川や山の自然を守る活動である。県の予算がつかなくて天王川改修が手間取っている間に世の中の価値観が変わり、最近県から示された改修案はなんと30数年前我々が提言したのと同じようなもの、つまり自然と人間の調和に重点を置いたものになっている。山についても里山の雑木林が見直されてきている。ゴミの投棄も年々少なくなり、川も綺麗になってきた。我々がモタモタしている間に社会の方が成熟してきたのである。かくして現在、活動らしい活動は「泰澄の足跡を訪ねて」だけか。30名ばかりのメンバーがきわめてファジー(いいかげん)に、そのくせ越知山泰澄ウォークやビオトープ整備、研修旅行、新年会など要の活動にはさりげなく協力し、「マンネリは伝統」と居直って細々と活動を続けている。

市民塾「大野明倫館」
地域づくりミーティング会議 報告書

日時:平成18年3月18日(土) 午後2時〜5時
会場:多田記念大野有終会館
参加:市内外・市職員約60名

市民塾「大野明倫館」研究成果発表
 まずは研究生から、平成16年から17年にかけて進められてきた3つの研究成果の発表が行われました。

●七間朝市の活性化研究チーム
 平成17年秋、大野市七間通りにおいて共同販売所による試験販売を実施しました。これまでの七間朝市の伝統である「地べた、個人売り」だけではなく、共同販売所との共存共栄による賑わいづくりに挑戦することで、七間朝市そのものを「伝統、文化、生きがい」という地域資源として残す必要があることを提案しました。

●水の見えるロードマップづくりチーム
 市内の水スポット調査、水スポット管理者や地域住民からの聞き取り調査を通じて、市街地を流れる善導寺川の見て歩きマップ案を作成しました。今後、市民・行政が一緒になって善導寺川の保全活動を展開することで、ひいては市内全体の水環境が良くなることを提案しました。

●市民と行政との協働ルールづくりチーム
 研究生同士で「市民と行政との協働のあり方」を話し合うだけでなく、福井大学の協力のもと公開講座を開催し、広く参加者の意見を聞きました。結果、地域で実践している活動を市町村計画にまで反映させる市民参画型計画づくり案のほか、「明日からできる協働」を提案しました。

半歩先ゆく地域づくりリレー討論
司会:岡崎 昌之氏(法政大学現代福祉学部教授)
出演:鳥巣 研二氏((株)キースタッフ代表取締役)、木ノ切 英雄氏((財)ハートランド推進財団理事)
    柳澤 昌一氏(福井大学教育地域科学部助教授)、坂本 均氏(ノーム自然環境教育事務所代表)
    天谷 光治氏(大野市長)

 最後に、全国の地域づくりの現場で活躍している学識経験者、実践活動家の方々から、全国の地域づくり事例の報告、全国から見た大野市の取り組みに対するご意見をいただきました。ミーティング会議参加者一人ひとりが、全国での取り組みと各地域での現状を比較しながら、これからの地域づくりのあり方を考え、共有する会議となったと考えております。

【市民塾「大野明倫館」とは】
 大野市教育委員会が主催する地域づくりリーダー養成塾です。市民塾「大野明倫館」の特長として、「市民と行政職員との協働による地域課題研究」、「座学だけではなく、地域住民と一緒に行う実践活動」を上げることができます。
 これまで、「感性はがき展実行委員会」、「里山銀杏峰を愛する会」、「大野環境保全研究会」、「平成美濃街道物語実行委員会」、「越前大野もてなし隊」の市民グループを生み出すことができました。


第23回 地域づくり団体全国研修交流会 沖縄大会 報告書

日時:平成18年2月10日(金)〜2月11日(土)
     ※離島(宮古島、石垣)については12日(日)まで

 2月に開催された地域づくり団体全国研修交流会沖縄大会には、当協議会の6団体より23名が、北は東村から南は石垣市までの12の分科会に参加しました。
 以下、参加者の大会に参加した感想や意見をいくつか紹介します。

越前大野もてなし隊(第2分科会、東村)
【分科会スローガン】
 東村地域づくりのプロセスを通して「地域づくりに必要な力」にせまる!
【参考となった点(主な議論・結論)】
・農作物の刈り入れ時期に、都市に住む若者に体験ワーカーとして農作業を手伝ってもらい農家に民泊させるだけでなく、夜は東村の伝統的な祭りや踊り等を一緒に体験してもらい交流しているところ。
・グリーンツーリズムは経済的豊かさより精神的豊かさに価値を見出していった方がよい。

丸岡五徳会(第4分科会、恩納村)
【分科会スローガン】
 地元住民参加のふれあい体験
【参考となった点(主な議論・結論)】
・恩納村では、商工会を中心に青年会、農業団体等地域が一体となり、修学旅行生や本土からの観光客を対象に恩納村の生活文化や自然環境に触れ、体験する「ふれあい体験学習事業」を進めてきた結果、その取組みが高く評価され「国土交通大臣賞」を受賞されたところ。
・全国各地のいろいろな活動を聞かせていただいたが、活動の内容は異なっていても最終的な目的はみな同じで、地域活性化につながるものだと感じた。

みくにみらい塾(第6分科会、うるま市)
【分科会スローガン】
 人づくりの種をまく
【参考となった点(主な議論・結論)】
・子供が変われば大人が変わり、大人が変われば子供が変わる。 それでマチが変わる。
・大人は子供に対して、子供時代に感動体験を持たせてやることが務めである。 子供に感動体験を持たせるにはどうすればいいか考えさせられた。

ふるさとサロン「まどこ」(第11分科会、糸満市)
【分科会スローガン】
 森を守り、川をきれいに、海を育てる
【参考となった点(主な議論・結論)】
・自然の破壊、開発が急速で大規模であったために、住民、行政がその負の面に気付き、その対策に取り組んでいる姿が立派だと感じた。
・マングローブの植林、湧水の保全、ゴルフ場の農薬、牧場の糞尿の問題などは、今後も10年、20年の活動の持続性が問われるであろう。

農と地域のふれあいネットワーク(第15分科会、宮古島市)
【分科会スローガン】
 観光と体験交流による地域づくり
【参考となった点(主な議論・結論)】
・旧城辺町は体験型観光に力を入れているが、観交(歓迎して交流)を実践している。
・同地には、マリンスポーツを体験できる場所が3か所ある。 技術力、指導力、収容能力が低いと客は海外へ流出してしまう。そのため、お互いに連携しノウハウを教えあいながら、地域として外に向け宣伝している。

※今年度の地域づくり団体全国研修交流会愛知大会は11月10日(金)・11日(土)に予定されていますので、積極的に御参加ください。


これからの行事予定
各行事の詳細等につきましては、主催団体に直接お問い合わせください。
(平成18年7月〜平成18年11月)

月日

行事名 主催者(協賛者) 会場 主な内容
毎週土曜日 お話ホイホイ 名作童話を読む母の会 金津図書館 本、紙芝居、お話などの子どもへの読み聞かせ
7月か8月
(予定)
お話キャラバン隊とお話ホイホイ 名作童話を読む母の会 金津東保育園 保育園児への読み聞かせ
7月〜9月 楽宴でごえす 大野市
越前大野もてなし隊
スターランドさかだに 野菜の収穫、農業体験
7月 総合学習 細呂木小学校 細呂木小学校 たたら製鉄の紹介・実演
7月〜11月 造形鋳物に挑戦 金津中学校美術部
加越たたら研究会
金津中学校等 造形と鋳流し
7月7日(金) セミナー ふるさとサロン「まどこ」 ふるさとサロン「まどこ」

「昔にもどろう助け合い」
講師 さわやかさばえボランティア虹
  理事長 天谷まり子

8月 セミナー ふるさとサロン「まどこ」 ふるさとサロン「まどこ」 「花で町づくり お話と実習」
日本ハンギングバスケット協会
マスター 高橋 妙子
9月(予定) 福井県地域づくりネットワーク協議会
県内研修交流会
ふるさとサロン「まどこ」
福井県地域づくりネットワーク協議会
池田町 シンポジウム「住民、企業、行政が協働のまちづくり」
9月 自衛消防隊消防操法競技大会 福井地区防火委員会 県消防学校 自衛消防隊消防操法競技大会参加
10月 セミナー ふるさとサロン「まどこ」 ふるさとサロン「まどこ」 「食の安全 お話と料理づくり」
ファームビレッジさんさん
10月 女性防火クラブリーダー研修 湊地区自主防災会連絡協議会女性部 県消防学校  
10月9日
(月・祝)
芋鍋会&稲かっぺ選手権 大野市
越前大野もてなし隊
スターランドさかだに 収穫、農業体験、料理体験、田舎の運動会
11月 里芋ツアー ふるさとサロン「まどこ」 大野市 実りの秋を満喫
11月 救命普及講習会 湊地区自主防災会連絡協議会女性部 湊公民館  
11月 老人宅防火訪問 湊地区自主防災会連絡協議会女性部 湊地区管内  
11月18日
(土)(予定)
小京都着物でそぞろ歩き 越前大野そぞろ歩き隊 大野市まちなか 着物でまちなかを歩き、伝統文化や人とふれあう