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池田町   越前若狭ふるさとリポート  
  池田町 山村を愛し、農村を楽しみながら地域資源を循環する 池田町
  農林ピック・そばフェスタ  
 
農林業の「技」と「味」を競い合う祭典
 池田町は周囲を山に囲まれた、のどかな山村です。その姿が今日まであるのは、農業・林業が生活の基礎にあったからです。
 しかし近年、農業・林業の衰退や機械化により、かつての手仕事としての農林業の「技」が見られなくなりました。そこで、池田町を育ててきた農林業の「技」を今によみがえらせ、農山村に暮らす人々とともに守り、育てていこうと『農林ピック』がはじまりました。また、“そば”を中心とした池田の「味」を楽しむ『そばフェスタ』も同時開催します。
 
町民による企画・運営
 企画にあたっては、当初から町内で活動する様々な団体のメンバーを中心に行っています。取組み当初においては、一口に農山村の「技」を競い合うといっても、単なる農林業や山作業の中から競技種目を見出すのは難しく色々な議論を繰り返しながら、そして回を重ねてその反省点や改善点を加え現在の競技になりました。
 運営にあたっては、中学生から老人会まで多くの町民が協力しあい、地域全体でお客様をもてなすことに努めています。
 
山村を愛し、農村を楽しむ競技内容

 『農林ピック』は、“農村・山村の豊かさを学び、日本文化の技術を今により競い、より楽しみ、明日に受け継ぐこと”を目的に制定された農林ピック憲章のもと行い、競技性を重視した「公式種目」と気軽に楽しむ「オープン種目」を行います。

 

〔公式種目〕
●がんど引き
 がんど(のこぎり)を使って直径30p(女性は15p)の足羽杉丸太を2人1組で2ヶ所切り落とすまでのタイムを競います。

がんど引き●丸太よじ登り
 まっすぐに伸びた足羽杉の高さ6m地点まで登って旗を挿し、ガッツポーズをするまでのタイムを競います。
あっという間に登る人、しがみついているだけの人といろいろですが、笑いあり、スリリングでダイナミック
さが味わえる競技です。

●俵さし
 重さ30kgの米俵を1分間に何回、差し上げることができるかを競います。力自慢の男性達が集います。

〔オープン種目〕
 米俵担ぎ、切り株積み、わら草履飛ばし・・・と子供から大人まで男女を問わず気軽に参加し楽しめる種目です。

 
池田の「味」を楽しむ
 「そばフェスタ」では町内の集落や近隣の町からの店舗が自慢の腕を振るいます。趣味で打っている人達ですが、この日のために練習会や試食会を重ね、そばの配合率、だしなどそれぞれの店舗でこだわりを持った味を用意しています。熱い思いを込めて取組み「挽き立て・打ちたて・湯がきたて」というそばの3たてを心がけています。
 その他、郷土調理や特産品の店舗も並び、池田の味をめいっぱい満喫することが出来ます。
 
イベントから環境を考える
環境ボランテイア イベントを通じて環境を考えようと、マイバックの推進、資源12分類箱の設置、中学生の資源分別指導スタッフ、リサイクル容器の使用などを行っています。また、会場で発生した生ゴミも堆肥化し、地域資源の循環に努めています。
 
今後の課題
 人口4,000人弱の池田町に、毎年このイベントが開催される10月第3日曜日には県内外の多くの皆さんに池田町と農山村の「技」・「味」を知っていただくことができました。今後は、回を重ねることでの内容・意識のマンネリに陥る事のないように新しい意見を積極的に取り入れ、これからもずっと皆さんに愛されるものにしていきたいと考えます。