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| 水仙を機縁とした交流 |
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| 越前水仙の里公園 |
越廼村は、越前海岸の中央に位置し、東西1.8キロメートル、南北8.1キロメートルと帯状の地形で、人口は1千800人余の小さな村です。海と山に恵まれた地理的条件の中で、自然環境や伝統を最大限に活かした、個性的で明るく住みやすいふるさとづくりを目指しています。
また本村は古くから「越前水仙発祥の地」として、水仙の栽培をはじめ「越前水仙の里公園」など、水仙をシンボルにした施設の整備やまちづくりを行っています。その中で、平成4年に水仙にゆかりのある全国の市町村が集まって友好と交流を深めるために「全国水仙サミット'93」を開催しました。このサミットでは15道県から21市町村の代表者が参加し、「水仙に寄せる想い」について語り合うとともに、水仙を機縁とした友好関係を築くことができました。特に、サミットへの出席を契機として、本村と岐阜県安八町との間で本格的な交流が始まりました。サミット以降、相互の物産展への出展など観光イベントへの参加や、各層の相互訪問など様々な交流を続けています。また、平成9年1月に起きたロシア船籍タンカーによる重油流出事故の折には、安八町から救援物資の提供をしていただき、村民一同感謝しています。
| これまでの大会の概要 |
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北海道
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北檜山町
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千葉県 |
酒々井町
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神奈川県
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大井町
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新潟県
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小千谷市
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福井県
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河野村
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〃
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越前町
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〃
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越廼村
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山梨県
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西桂町
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岐阜県 |
安八町
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静岡県
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大井川町
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〃
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下田市 |
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愛知県
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七宝町
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〃
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木曽川町
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三重県
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川越町
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兵庫県
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南淡町
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広島県
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内海町
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福岡県
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穂波町
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〃
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遠賀町
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佐賀県
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北茂安町
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〃
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呼子町
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長崎県
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野母崎町
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| 次代を担う子どもたちの交流 |
そのような交流を続けていく中で、次代を担う子供たち同志の交流を深めていこうという動きが強まり、平成10年度から、岐阜県安八町と越廼村の小学5年生が両町村を相互訪問してお互いの町村を学ぶ交流事業を開始しました。
本村には小学校が1校、安八町には3校ありますが、同一年度内に子供たちがお互いの地域を訪問し、それぞれの風土・歴史・文化等を勉強するとともに、名所・旧跡などの見学を通じて友好関係を深めています。自然とのふれあいを通じて愛しみの心、人と人との和、協調性、自立心の向上や情報の交換、知識の吸収などを図り、お互いの「ふるさと」を再発見して、やさしさと強さのある心広い人間に成長してもらいたいと願っています。 |
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| 子どもたちの笑顔と成長 |
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| お互いのふるさとを紹介 |
この事業は、2泊3日の日程で行われています。生活習慣の異なる中で経験するプログラムは子供たちにとっては驚きと発見の連続です。
越廼村では、定置網の体験学習や海水浴、岩場の浅瀬を散策するなど、自然とのふれあいを中心とした交流を行っています。海で遊んだ経験がほとんどない安八町の子供たちは、最初、どうしたらいいか分からずに戸惑っていました。しかし、交流を進めていくうちに、網の中でピチピチ跳ねる魚や、岩場での磯ガニ、小魚、海藻、貝などを手にして歓声をあげたり、飛び跳ねたりするようになり、すっかり海の楽しさのとりこになったようです。また、地元の子供たちと一緒に海鮮バーベキューに舌鼓を打つうちに、子供同士打ち解けあって、楽しそうな笑い声がそこかしこから聞こえてきました。
そして、今度は越廼村の子供たちが安八町を訪問して、輪中文化や歴史の学習、名所旧跡等の見学、野菜の収穫体験、ホームステイなどのプログラムを安八町の子供たちと一緒に体験しました。村をあまり出たことがない子供が多いためか、こういった形で知らない土地を初めて訪問する村の子供たちは、しばらくの間は日頃の元気が影をひそめ、みんなおとなしくなってしまったようです。しかし、揖斐・長良川の水禍を防ぐために造られた輪中堤や高床式の蔵など村では見ることのできない珍しいものを見て感動し、また、昭和51年9月12日の大水害の話を聞いて、そのすごさに驚くとともに興味深げに聞き入っていました。さらに、木曽三川公園の展望タワーから見た三川の合流点の雄大さに感嘆の声をあげていました。プログラムの中でホームステイも実施していただきました。見知らぬ方の家に一晩泊まるということで、少し心配しましたが、受入側のご家族のご理解とご好意により、子供たちもすぐに打ち解けて楽しい経験ができたようです。村の子供たちも、帰る頃にはすっかり元気になり、安八町の子供たちとの別れを惜しんでいました。 |
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これからの課題 |
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みんなで磯遊び
子供たちは大はしゃぎ |
初めての時は、何もかも手探りの状態の中で、指導者である学校の先生や運営スタッフとして協力いただいた住民の人たちは、決められたスケジュールをただこなすだけで、時間的にも精神的にも「ゆとり」がなかったのではないかと思います。回を重ねるにつれて徐々に修正はしていますが、日程上の制約もあり、余裕を持ったスケジュールが組めないという問題があります。
また、遠隔地との交流では、スケジュールや交流内容等についての連絡調整を一堂に会して行うことがなかなかできないために、運営スタッフのコミュニケーション不足や役割分担の不徹底が生じ、運営面での支障をきたすこともありました。さらに、学校の先生方にかなり負担を強いていることから、活動内容や実施時期の見直しをすべきではないか、という意見もあります。これらについては、今後取り組むべき課題として検討していく必要があると考えています。
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| 交流事業の定着と今後の発展のために |
このように、いろいろな苦労はありますが、交流事業もそれぞれの町村で3回ずつ行うことができ、子供たちにとっても楽しみな行事の一つとなってすっかり定着してきたようです。安八町の人たちと一緒にいろいろな体験をしたことで、越廼の子供たちは、自主性や協調性をこれまで以上に発揮するようになりました。子供の成長を見ることで、この事業を実施した意義があったのではないかと強く思っています。
また、その回に参加した子供たちには必ずアンケートを取り、それを基にして改善すべき点を話し合う中で、運営上の反省点も少しずつ改善されています。今後は、さらに充実した活動内容にするために、計画段階から子供たちに参加してもらい、より自主的な活動となるように努力し、自らが考え行動する力を養いつつ、事業の継続とさらなる発展を図りたいと思っています。
安八町の小学校3校とは一通り交流が進み、今は二巡目の交流に向けて準備を進めています。それに、この交流の他にも、少年野球チームやゲートボールチームなどのスポーツ交流も行っています。
平成14年7月7日は、村制50周年にあたり、その記念式典の中で安八町との友好提携調印を行ないました。お互いに市町村合併の問題もありますが、今後もこれらの交流を継続するとともに、婦人やお年寄りに、さらには商工関係者など各種各層の交流拡大を図り、さらに両町村間の友好関係をさらに深めることができるように努力していきたいと考えています。
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