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越前海岸広域ふるさとづくり推進協議会   越前若狭ふるさとリポート  
  越前海岸広域ふるさとづくり推進協議会   越前海岸広域ふるさとづくり推進協議会
  「越前がに」と「越前水仙」
そして「越前海岸の温泉」を広域的にアピール
   
 
設立の経緯
 本協議会は、福井県の越前海岸に面する河野村と越前町、越廼村の3町村で、共通の産品、歴史・文化的な素材などを連携させてイメージアップや産業・観光の振興を図るために、平成7年度に設立された協議会です。
 これまでは、それぞれの町村が、各々の個性を活かしたまちづくりを独自に進めてきましたが、財政力やマンパワーの不足などから、単独の町村だけでは充分効果的な事業を進めることが難しくなってきています。そのため、行政区域にとらわれない、広域的な視野からのネットワークづくりを推進するとともに、人や予算を有効に活用した共同の事業を進めることで、地域全体の底上げを図ることが必要だと考えています。
 幸い、河野村、越前町、越廼村の3町村は、大動脈として国道305号がそれぞれの町村を縦断しているため昔から人の往来が盛んであり、また、越前海岸の美しい自然景観、越前がにをはじめとする海の食材、水仙など、共通の観光資源を有しているというメリットがあります。さらに、これまでにも3町村共同で「水仙まつり」を行うなど広域連携の素地もあったことから、3町村の考えが一致し、協議会の発足に結びつきました。
 
3町村の活性化を目指して
 我々3町村は、いずれも観光を中心としたまちづくりを行ってきましたが、観光客数は近年停滞傾向にあり、また、通過型観光が中心であることから、今後の活性化に向けては、観光のみならず体験型の交流も含めた交流人口の拡大を目指すことが必要です。
 また、観光客のニーズの変化に伴って観光客の行動が広域化し、地域間競争が激化する今日において、3町村が別々に行動していては、アピール力が弱く、誘客の効果も限られたものとなってきています。
 そこで、3町村の人々が相互に交流してそれぞれの認識を深めるとともに、観光資源の有効な活用方法や、観光客などに対して効果的にアピールする情報発信を行うために、「越前がに」、「越前水仙」そして「越前海岸の温泉」を共通のキーワードとして、いろいろな取組みを共同で実施しています。
 また、平成12年度からは、新たな試みとして、県内で広域連携を進めている、美山町、池田町、今庄町で組織する、R476広域ふるさとづくり推進協議会などと連携し、共同イベントを開催しています。
 
課題と今後の方向性
越前海岸のシンボル「水仙」
越前海岸のシンボル「かに」
越前海岸のシンボル「かに」と「水仙」
 本協議会では、3町村の活性化に向けて、(1)国道305号を基幹道路とする広域観光ルートの確立、(2)観光客の約7割を占める中京・関西方面への情報発信事業の推進、(3)新たな観光イベントの創出などによるCI戦略の充実等を図っていく必要があると考えています。
 しかし、3町村の住民を巻き込んだ事業展開を行わなければ、本当の意味での連携とはいえないのではないかと思います。これからは、観光や漁業に携わる人たちはもちろんのこと、地域の住民がお互いに交流し、地域全体の活性化を住民みんなで考えていけるような体制づくりや、住民参加型の取組みを行っていくことが最も重要な課題であると考えています。そして、今後も越前海岸を広域的な観点から広くアピールし、3町村全体の活性化に結び付けていきたいと考えています。
 
越前海岸広域地図
 
推進協議会が実施した主な事業
域内紹介案内板設置(平成9年度〜11年度) 共同イベントの開催(平成9年度〜)
域内紹介案内板設置 広域観光ルートマップと連携した案内板を設置し、情報を提供することによりエリア内の滞在時間を長くし、滞在型への移行を図る。(河野村・越前町・越廼村に各1基) 共同イベントの開催 連携地域の共有財産である「越前海岸」と「水仙」・「越前がに」といった共通の産物を地域内外に向けて広くアピールし、交流人工の拡大につなげるための共同イベントを開催する。
       
共通パスポートの発行(平成10年度〜11年度) 広域ルートマップの作成(平成9年度)
共通パスポートの発行 3町村にある公営施設と旅館民宿等と交流地域の施設を割安で利用できる共通パスポートを作成し、各施設の利用促進と通過型から滞在型観光地への脱却をはかる。(5,000部) 広域ルートマップの作成 広域的に地域内の見所等の情報を提供するためのルートマップを作成し、情報不足から通過型となっているエリア内の人の流れを滞在型へと移行させる(25,000部作成)
       
漁村留学事業(平成12年度)  
漁業と観光を結びつけ、イカ釣体験や定置網体験、魚介類の料理教室などの漁村留学事業を実施し滞在型観光への脱皮を図る。
国道305号線愛称募集事業(平成12年度)  
3町村の基幹道路である国道305号の愛称を募集し、地域のイメージアップを図り、交流人口の拡大を図る。
水仙に関する文学作品の募集(平成11年度)  
地域内の素材をテーマにした文学作品を募集し、作品を通じて当該地域を広くPRし、地域のイメージアップにつなげる。
最優秀賞「水仙は わが古里の 心の灯」内藤洪基さん(福井県 朝日町)
その他  
テレビ、ラジオなどのマスメディアを利用したPR
共通パンフレットの作成配布